リズムでキメる簡単スティック回し
スティックを回したいけど暇も白玉もない。どうしたらいいんだろう?と、お悩みのあなたにいい方法を紹介します。それは、リズムを叩きながら回すというやり方です。
そんな事できるのか?と思うかもしれませんが、それはそう思っているだけでこれが意外と簡単なんです。叩きながら回すというとすごく難しいイメージがありますが、それは勝手に難しいと思い込んでいるだけなんです。
次の譜面を見て下さい。

リズムの基本中の基本パターンです。これにスティック回しを入れるとどうなるかというと、

こういう具合に手順が変わります。といっても3拍目のハイハットを左手で叩いただけですけどね。こうすれば2拍目から4拍目を叩くまでの間右手が空くので、この時に右手でスティックを回す事ができます。
ただ注意してほしいのが、右手で回すといっても2拍目を叩いた後に持ち替えていたのでは間に合いません。ですので、予め持ち替えておいて2拍目を叩くと同時に回すという風に工夫する必要があります。回したらそのまま右手で4拍目のハイハットを叩く。こうすれば音が途切れる事なくフレーズを叩く事ができます。
3拍目のハイハットを左手で叩き、右手で回すだけ。どうですか?すごく簡単ですよね。これに関しては8ビートでも同じ事が言えます。
いろいろなパターン
8ビート

3拍目は本来右手で叩きますが、それを左手に変える事により右手が空きます。そこにすかさず右手で回しを入れる。
ただし、8ビートの場合はハイハットが細かいので速いテンポだときつくなります。テンポが速いとついきつく叩いてしまい、音のニュアンスをつぶしてしまう事にもなるので、余裕がなければ無理はしないでおきましょう。
8ビートでは左足を入れる事によってハイハットのウラオープンを使う事ができるのでテクニカルに見せる事ができます。左足を4分で踏むだけでオープンになるので、LLの時だけやるとまた違うトリッキーなフレーズに変わります。
少しの工夫をしてあげる事によって目で見せ、耳で聴かせるといったダブル効果も得る事ができます。
ハイハットをライドに

ハイハットをライドシンバルに変えただけの何の変哲もないフレーズです。これに関しては右手でそのままライドを叩くといいでしょう。ではどこで回すかというと左手です。
今までは右手で回すのが前提でしたが、これについては左手で回すのが前提です。左手は2、4拍のスネアしか叩いていないので、それ以外は空いているといえます。もうお分かりですね。じゃんじゃん回しましょう。
叩く場所をカップに変えたり、ちょっとズラして音色を変えたりすればダブルで効果的です。ライドシンバルは特にサビやギターソロなどの盛り上がっている時によく使われます。便乗しても何の問題もなく回せますね。まあ、ある意味コバンザメ状態です。(笑)
シンコペーション前

さて、お次はシンコペーションバージョンになります。1小節目4拍ウラにシンバルでシンコペーションしているのですが、考え方は8ビートの時とほぼ同じです。右手でスティックを回しながら、そのままシンバルを叩いてシンコペーションさせます。
ここでのポイントは4拍目アタマです。ハイハットを叩いていないので回しながら叩く事が可能となります。あくまで余裕を持たす為にわざと抜いています。もちろん一度そこでハイハットを叩いてシンコペーションするのも可能ですので、どちらでもお好みのやり方でいいと思います。
シンコペーション後

同じくシンコペーションの別バージョンです。さっきのやつとはちょっと変わってシンコペーション後の回しとなっています。
4拍目のウラでシンコペーションした後は少し間があるのでそこで回します。戻ってきた時にスネアと一緒にシンバルを叩いてアクセントをつけます。
こういったシンコペーションフレーズやフィルを叩いた後にスネアとシンバルを一緒に叩いて戻ってくるやり方は特に活用度が高いです。いろいろな場面で使えるのでできるようにしておいた方がいいですね。
さて、これまで見てきてどうでしたか?意外に簡単だったでしょう?これがスティック回しの基本です。端から見てるとすごく難しそうでも基本はこれと同じです。後はどこに入れるかを探すだけ。
これらを応用していけば複雑なフレーズでも簡単に回す事ができるでしょう。そしてあなたのオリジナルの回し方を見つければもうもらったも同然です。
周りに差をつけていいトコ取りをしましょう。考えるだけで楽しくなりますよね。でも、目立ちすぎてメンバーからブーイングが来たらどうしよう。(笑)
関連記事
- スティック回しには3つのパターンが存在する
- 3つのパターンとは?
- スティックを回すにはタイミングと隙が重要
- 基本はお休み・片手両足仕事中
- 白玉は絶好の回し場所
- リズムでキメる簡単スティック回し
- やりたい放題!ラストでキメる
- あえて隙を作る